子どものからだ、大丈夫?

病気からだは大きくて立派なのに、よく病気やけがをすると言われる今のこどもたち。どんなことが起こっているのか2回に分けてお話しますね。はじめは体についてです。

子どもの生活習慣病が増えている

がん、脳の血管の障害、心臓病の3つの病気は大人がかかる「成人病」と呼ばれていました。・・これが最近では子どもにも増えていて、子どもも大人も関係なく「生活習慣病」と呼び名が変わりました。

なぜ、子どもの生活習慣病が増えて来たのでしょうか? 最も大きな原因は、戦後、牛・乳製品・肉・卵などの動物性たんぱく質をたくさん食べるようになったことです。

朝食を抜いたり、習い事で夕飯や睡眠時間が遅くなる、脂肪や塩分の多いスナック菓子を食べながら、部屋にこもってゲームをするなど外で運動する機会が減っているなど、毎日の暮らし方にも問題があります。

夜更かし

例えば、肝臓はからだによくない成分を解毒して外へ出してくれる働きがあります。体が大きくなって、解毒する成分は増えたのに、肝臓の大きさは昔のままなので、いかに身体に負担がかっているのがわかりますね。

子どものアレルギー疾患が増えている

生活習慣病以上に増え続け、低年齢化しているのがアレルギー疾患です。気管支ぜんそく、アトピー性皮膚炎、アレルギー性鼻炎、などたくさんの種類があります。アレルギー疾患が増えている原因は、戦後、衣食住のすべてにわたって日本人に適した生活がどんどん失われ、欧米化の生活に変わってきていることにあります。便利最優先の現代の暮らしを見直していく警告だと思いませんか?

アレルギーになるメカニズム

体内に常在するカンジタ菌の大量増殖による腸管粘膜の炎症のことをイーストコネクションと言います。

カンジタ菌は砂糖、アルコール、パン、果物が大好き、これらを餌にして大量に増殖します。

増殖によりカンジタ菌は毒素を発生し、腸管粘膜が炎症を起こします。

それにより免疫が低下して、体調不良、多種の食物アレルギー、花粉症、喘息を引き起こします。

アレルギーの対策は?

アレルギー反応を含めた免疫を調整している腸内細菌にダメージを与えている、白砂糖、牛乳、小麦、肉、の摂りすぎを控える。油を控える。特に現代人は油を摂り過ぎている傾向があり、炎症やアレルギー反応を起こしやすくなっています。

・早寝、早起き
・バランスの良い食事
・運動する習慣

重ね煮からバランスの良い食事ができるように応援します。親子で一緒に健康的な毎日が過ごせるように努めたいですね。

 

笑う

 

関連記事

コメント

この記事へのコメントはありません。

CAPTCHA


PAGE TOP