重ね煮っ子がインフルエンザに強いワケ
今年もインフルエンザの季節がきました。予防接種をしているのに毎年インフルエンザにかかる子供、反対に、予防接種をしなくてもかからない子。
インフルエンザにかかると高熱が続きグッタリしてしまう子供、一日でケロリと治ってしまう子供。
一体何が違うと思いますか?それは、免疫力と自然治癒力です。
本来持っている免疫力、自然治癒力を発揮できる身体とはしっかり出せる身体。
ウィルスが入ってきた時に熱や尿、便、汗、咳や鼻水という形でしっかり排泄できる身体です。普段からちょっとした鼻水や咳を薬で止めてしまっていると出しづらい身体になってしまうのです。
そして、その免疫力を担っているのは腸。腸は免疫機能の7割を担っています。
腸が健康な子供は風邪をひきにくくて、体調を崩しても寝ればすぐに回復します。
反対に腸に負担がかかる食事が多い子はしょっちゅう風邪を引き、インフルエンザなどの流行に必ずかかってしまう…傾向にあります。
重ね煮はインフルエンザに負けない食事
重ね煮は食べると「やさしい味」「まあるい味」がします。
やさしい味は胃腸にもやさしいのです。具体的には消化→吸収→排泄までがスムーズなこと。
重ねて調理することで食材が持つ個性やエネルギー、苦みなどの角がまぁるくなり中庸になるからです。
毎日の食卓が重ね煮中心になっていると身体の陰陽バランスもとれてどっしりと安定してきます。風邪をひきにくく、ひいても自力で治せる力を持てるようになります。
反対に、お肉、乳製品たくさん、お野菜は少しだけ、生野菜にドレッシングで食べられるといった陰陽両極端の食事をしている子供は毎年インフルエンザにかかりしかも回復が遅く薬のお世話になってしまいがち…
ごはんと味噌汁を中心に
お子さんが体調を崩しやすく毎年インフルエンザにかかってしまう。薬に頼ることが多い、というママへ簡単にできることがあります。毎日の食卓にごはんと具だくさんのお味噌汁を中心にしてみてください。野菜が苦手ならお汁だけでもいいですよ。
ここを整えることお子さんもご自身も大きく変わります。
からだづくりの原点となるのは日々のごはん、ママが整えてみましょう。
大丈夫、からだは少しづづ変えられます(^^♪