夏バテしない身体をつくる ~夏の養生食~
毎日暑い日が続きますが体調はいかがでしょうか?
暑いとついついのど越しの良い物が食べたくなりますが、つるつるの冷たい麺、よく冷えた飲み物、クーラーが効いた涼しい部屋。
最高ですね!でも、いつもこの状態ばかりではとても危険です!
夏の体調不良は胃腸の冷えからやってきます。
小麦は米より陰性なので体が冷える。
さらに冷たくして食べることで内臓がさらに冷える。
↓
消化酵素が働かないので、食べた物を消化吸収できない。
↓
栄養不足になり、なんとなくダルイという夏バテや、胃腸炎、体調不良に陥りやすくなってしまうのです。
夏を快適に過ごすための食養生についてお伝えします。
夏は冷たい物を摂るのではなく、身体を冷やしてくれる作用のあるカリウムをたっぷり含んだ食べ物を摂りましょう。
[st-kaiwa1]カリウムの多い食べ物って? [/st-kaiwa1]
夏にたくさん摂れるきゅうり、なす、トマト、ピーマンなどの夏野菜は水分をたっぷり含んでいて、ビタミン、カリウムも豊富です。
「夏は酸味と水気を盛れ」と昔から言われます。夏野菜が体内の余分な熱と水分を取って夏の暑さから体を守ってくれます。
自然は凄いですね。その時期の私たちの身体を冷やして暑さから守るために、ちゃんと陰性の野菜が育ちます。季節ごとに旬の食材を食べることで体のバランスが整いやすくなります。
生野菜では吸収がよくないので摂り過ぎに気をつけてさっと火を通したり、塩もみや糠漬けなどがいいですね。ラタトュイユやきんぴらなどさっと火を通す食べ方もおすすめです。