摂り過ぎに気を付けたい8つの食品②果物
日本の果物は外国人もビックリするほどの甘さで糖度表示のあるものがほとんどです。私たちが甘さを求めるあまり、生産者が品種改良を重ねて糖度を追求してきた結果、本来の野生の果物とは違った味わいになっています。
「果物はビタミンたっぷりで体と美容にいい」からと、朝食にたくさん摂る人も多いみたいですね。毎朝、果物を食べる習慣は外国から入ってきたもの。
外国の果物は日本ほど甘くないので、毎朝、甘い果物を食べるのは糖分の摂り過ぎ、冷え性、不調の原因になります。
お子さんの不調を防ぐために果物の摂り方で気をつけたいポイント2つについてお話しします。
1.スムージーに頼らない
お子さんに野菜を食べてほしい、野菜を食べない変わりにスムージーで代用していませんか? 小さい子どもの胃腸は未発達です。消化しづらい物が体内に溜まってアレルギーとなり、からだの外に症状として出ます。
バラ科のいちご、うるし科のマンゴー、キウイーはアレルギーになりやすい果物です。体調が良い時の飲み物としては良くても、一年中では胃腸が冷えてしまいます。
生野菜はもともと消化しづらいですし、甘味を補うのにハチミツや砂糖を加えしまうと、糖分の摂り過ぎにもつながります。小さいお子さんには、火を通すことでアレルゲンをやわらげることができます。
2.離乳食のバナナ
バナナは南国の果物で陰性が強く「体を冷やす」働きがあります。緯度が南に行くほど、主食が果物に変わります。その地域に住む人々にとっては理にかなう「体によいもの」であっても、日本人の体には必ずしも合っているわけではないということです。
食べ物の影響がすぐに出る小さいお子さんには控えた方がいいですね。日本に住みながら、熱帯地方の果物を摂るのは、からだの為になるどころか、からだのバランスを崩す原因にもなります。
[st-marumozi fontawesome=”” bgcolor=”#FFB74D” bordercolor=”” color=”#fff” radius=”30″ margin=”0 10px 0 0″]まとめ[/st-marumozi]
果物は楽しみのひとつで、食の中心になるものではないので、日本の季節ごとに摂れる、りんご、みかん、もも、柿、などの自然の甘みを少量づづ楽しむくらいがいいですね。